トップ > 新潟県の伝承 > 十日町市

吹雪で凍死した茶売りを弔う茶塚の松

所在地新潟県十日町市川治落之水(茶塚)
年代伝承
登場茶の行商の老人
出典十日町市史 資料編8 民俗

どんな伝承か

川治の落之水には塚があり、その脇に立つ一本松を村人は茶塚の松と呼ぶ。昔、茶を売り歩いていた老人がひどい吹雪に見舞われ、一晩泊めてほしいと家々に頼んで回ったが、どの家にも断られた。老人はとうとう落之水の外れで凍え死んでしまった。これを気の毒に思った村人たちが塚を築いて松を植え、老人を弔った。それがいま茶塚の松と呼ばれる木だという。

原典より

むかし、茶の行商に行った老人が猛吹雪に遭ったため、一夜の宿を求めたのだがどの家からも断られた。—— 十日町市史 資料編8 民俗(十日町市・十日町市史) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

十日町市史 資料編8 民俗(十日町市・十日町市史)

『十日町市史 資料編8 民俗』は、十日町市の市史資料編の民俗の巻であり、ここにはそのうち第二節「伝説」を収める。市内に伝わる伝説を木、石・岩、水、塚、坂・峠・山、祠堂、家・ムラの七つに分け、遊行上人にお札をもらいに来た木、片目の魚がすむ七ツ釜、新田義貞の挙兵にちなむ観音塚や竜王様、弘法清水などの梗概を記す。冒頭に伝説と昔話の違いを説く解説を置き、話を梗概にとどめたことと別冊『十日町の昔ばなし』の参照を断る。

種別から探す

松行商凍死塚供養吹雪一本松

十日町市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『十日町市史 資料編8 民俗』の伝承