坂尾の地蔵様
どんな伝承か
千葉市大宮町にある栄福寺は、大治五年、千葉家二代常長の養育にあたり、その後も仕え続けた坂尾五郎治が創建したと伝えられている。本堂の右手には妙見地蔵堂があり、妙見尊と地蔵尊を祀る。この地蔵は、むかし境内の姫桜の下から発見されたといい、土中出現童子地蔵大菩薩と称され、広く「坂尾の地蔵様」として病難除けの信仰を集めているという。
原典より
栄福寺は、大治五年千葉家二代の常長の養育に当り、引続いてこれに仕えた坂尾五郎治が創建したという。—— 千葉市の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
千葉市の伝説(平野馨)
『千葉市の伝説』は、平野馨が千葉市内に伝わる伝説をまとめた文章である。日本武尊と弟橘媛、行基、千葉氏の祖と天女、源頼朝、徳川家康・家光にまつわる話を中心に、神社仏閣・塚・泉・池・橋・地名の由来や、千葉笑い・雨降かっこなどの行事の起こりを集める。五十余りの短い項を古代から近世へおおむね時代の順に並べ、見出しに町名を添え、ところどころに別伝や発掘調査の結果を書き添える。