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快円上人の経筒が出た塚こしの経塚

所在地埼玉県草加市柿木町塚こし(経塚)
年代伝承
登場快円上人
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

草加市柿の木の字塚こしにある経塚からは、小さな経筒が出た。その筒には「奉納経王一国六部」「三十番神」「十羅刹女」「幡州之住快円上人」「当年今月吉日」という文字が記されていた。これでみると、幡州(播州)の住人である快円上人がある念願をたて、一国に六個所の経塚をたてた、そのうちの一つであることが明らかである。『草加の歴史』の記すところで、塚の由来としてはこの経筒の銘のほかに伝えるところがない。

原典より

これでみると、幡州の住人である快円上人が、ある念願をたて、一国に六個所の経塚をたてたその一つであることを明らかにしている。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』は、韮塚一三郎が編んだ埼玉県の伝説集の中巻で、上中下三巻のうち歴史伝説を収める。地名・屋敷・家系・聖地・城や堤や橋・神仏・神体と宝物・偉業・事件と紛争の九章に分け、県内各地の伝説を『新篇武蔵風土記稿』などの文献と土地の人からの聞き取りによって集めている。一話ごとに所在地と出典または資料提供者を記し、同じ類型の話をまとめた後に柳田国男らの説を引く〈解説〉を置く。

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