農神と雪神がすれちがう春秋
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どんな伝承か
八戸附近の老人の茶話では、農神さまは春秋の行き帰りに、途中で必ず雪神とすれちがわれるという。九月には田に立ち疲れ、やつれて帰っていく農神を雪神が見て、何だそのぼろぼろの身なりはと笑い、春の三月にはまた、今ごろ出かけても食うものなど何もないのにと冷やかす。すると農神は、いいえ私には餅だの白い飯だの、いろいろこしらえて待っていてくれますと答えて、さっさと降りて来られるという。この語り口からすると、土地の人は農神を女体の神と想像しているらしい。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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八戸市の伝承
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