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中山王の久高島参詣の起源

所在地沖縄県南城市知念字久高
年代伝承(思金松兼の時代以降)
登場思金松兼、尚金徳王、王子、国王
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

第四王朝の尚金徳王は、すなわちこの思金松兼のことかという説がある。それではわずか四百四十年ほど前であるが、あるいはもっと古い話であったかも知れぬ。中山国王が年に一度、海を渡って久高の島の神を拝まれたのもこの時からで、その例が絶えて後も久しい間、外間の根人と外間祝女は毎年上って来て魚を献じ、御目見えをした。その時、根人には玉貫一双、祝女には葉茶と煙草とを賜わるのが例であったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

『定本柳田国男集 第1巻』は、柳田国男の著作を集めた著作集の一巻である。椰子の実の漂着から日本人の渡来と稲作を海の道に求める論考と、海神宮考・みろくの船・根の國の話・寶貝のこと・稻の産屋などの諸篇、大正期の南島旅行に基づく『海南小記』、昭和二十六年八月の自序をもつ『島の人生』を収める。いずれも海と島を舞台に、ニライカナイや宝貝、漂着や島の復興をめぐる民俗と歴史を論じている。

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