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深浦の椿山を食い荒らした鹿の群

所在地青森県西津軽郡深浦町大字深浦(椿山)
年代約百五六十年前(江戸期)
登場菅江真澄
出典定本柳田国男集 第2巻
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どんな伝承か

津軽深浦の椿山も、折ればヘナシ権現の神罰があるといわれていたが、それでも少しずつ折り取る似非風流人があった。その上に思いも寄らない害敵があった。今から百五六十年前、特別に雪の深かった冬に男鹿の半島から多くの鹿の群が渡って来て、この椿の林をすっかり食い荒らし、老木はわずかになって今は芽ばえの若木ばかり多いと、菅江真澄の紀行は記している。男鹿と深浦の間は二十里以上あり、鹿が南から来たというだけで男鹿からと断定したのには隠れた理由がありそうだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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