ばあがみさま
どんな伝承か
長生郡一宮町に伝わる神名の由来。ある祭礼の行列が一宮まで来たとき、官からその神名を尋ねられた。ただ『若宮御曹司』とだけ申し上げたところ、それは臣下の身では憚るべきことだと言って『ばあがみさま』と申し上げた。それから名を改めて『ばあがみさま』と称するようになり、今もそう呼ばれているという。祭礼は八月十三日に行われると伝わる。
原典より
或祭禮の行列が一宮迄參り誇つたので訳に及ばれた。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 上総の巻』を全218話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。