佐竹公の機嫌が直った坂
どんな伝承か
秋田県雄勝郡の湯沢町と三関村との間の並木路に、御機嫌坂という坂がある。もとは険しい坂であった。慶長七年、佐竹公がここに立って雄物川の広い平野を見渡し、初めて御機嫌が直ったのでこの名があるという。日本伝説名彙の坂・峠・山の部には、これと並んで太鼓下し坂や神楽坂、鏡坂など、名の由来を語る坂が各地から集められている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。