満願寺を開いた牡丹長者と長寿姫
どんな伝承か
牡丹長者は満願寺を開いた人物と伝えられる。その侍女であった長寿姫は、行基に従って唐から渡ってきた竹木翁の娘で、のちに桑原長者へ贈られた螺鈿の延命の貝を食べ、数百年の齢を保って二十人あまりの夫を持ったという。村の畑の中には十三塚と呼ばれる小さな塚が点々と並んでおり、これは長者が築いた経塚だと語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。