慶長六年の海嘯で溺死した者を葬るという
どんな伝承か
山武郡片貝村に千人塚がある。慶長六年、海嘯のために溺死した者を葬ったものだという。また、政宗の時に領主の命に従わず、信仰のために殺された者の骨を埋めたものだともいう。山武郡郷土誌の伝えである。千人塚は各地にあり、戦死者の合葬跡、切支丹信者を屠った跡、処刑場の跡など、多くの死者をまとめて葬った場所として語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。