樫立**
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どんな伝承か
明治の頃の話である。七歳の男の子が、あかちゃんをおぶって、出しょ(山畑)へいもほりに出かける両親の後をついて行った。しばらく歩いた両親が後を振り返ってみると、子どもの姿はなかった。両親は夕方まで探したが見つからず、翌日、村中の人が鐘と太鼓で探し歩いたところ、子どもは山の中にじっと座っていて、そのそばから猫が逃げて行ったそうだ。八〇歳のおばあちゃんから聞いた話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)
松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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八丈町の伝承
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