昭和四五年ごろの話
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どんな伝承か
文京区での話。昭和四十五年ごろ、後楽園球場が見下ろせる高台のマンション三階に住み、門司で生まれたチロという白い猫を飼っていた。ある日ベランダから下の庭を見ると、チロを含め十二、三匹の猫が直径二十メートルほどの輪の中でじっと座っていた。木の枝にも塀の上にもいて、声も出さず二時間以上ほとんど位置を変えなかった。後にも二度見たが、同じ猫が同じ場所に座っていたようだったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)
松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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文京区の伝承
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