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麦刈りの子に道を変えた弘法大師の十二の森

所在地群馬県藤岡市下日野塩平(十二の森)
年代不明
登場弘法大師
出典群馬県史 資料編 27

どんな伝承か

十二の森は大字下日野字塩平にある小さな祠である。昔、弘法大師が巡錫の途中でここへ来ると、鎌を持ってどこかへ行こうとする子供に出会った。何をしに行くのかと尋ねると、子供は「冬ぼきの夏枯れの草刈に」と答えた。大師は不思議に思って見送ったところ、麦刈りであった。大師はこの谷に入る必要はないと考え、道を北へ向けたという。その子供が十二歳だったので、十二の森と呼ぶと『多野郡誌』は伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

群馬県史 資料編 27(群馬県史)

『群馬県史 資料編 27』は、群馬県の県史の資料編の一冊で、収めるのはその「第三章 伝説」である。伝説の定義と分類、『神道集』や近世の地誌から明治以降の郡村誌・伝説集に至る県内の調査の歩みを述べ、赤城と日光の神戦、赤堀道元の娘と木部姫の入水、文福茶釜、羊太夫、弘法伝説などを群馬の伝説の特色として論じる。続いて代表例を自然的・社会的・信仰的伝説の三つに分け、各地の口承と古記録を伝承地を添えて並べる。

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地名由来弘法大師歌問答小祠麦刈り

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