育つとトゲの消える位の高い柊
どんな伝承か
木のなかでも位が高いとこの地方でいわれる柊は、小木のうちは獣に葉を食い荒らされないよう、身を守る手段として葉に鋭いトゲがある。ところが成長して獣の口が届かない高さになると、そのトゲがなくなり、艶やかな葉になるという。神官の持つ笏に使われるともいわれる。成長がおそいので、よほどの深山でなければ大木というものは見られないと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)