瀧福寺の大木から出た弘法の杖
どんな伝承か
弘法大師が諸国を巡っていたおり、瀧福寺の境内に来た。滝の多い所なので杖をとどめ、大滝の上へ投げ上げたところ土に刺さり、そのまま生長して千年余りの年月に大木となった。明治の末期に伐採して挽き割ったところ、大木の中から杖が出てきたという。その杖は寺に保存されており、昭和三〇年ごろに見せてもらったことがある。村の古老から聞いた話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)