信太の森のシリブカガシと鏡池訴訟
どんな伝承か
和泉市には「信太の森のシリブカガシを守る会」がある。中学生の郷土クラブの部員たちが、近畿地方を北限とするシリブカガシの自生林の本数を確認したことがきっかけとなって、信太の森全体を保護する運動が広まった。リーダーの川本論は古老に昔の信太の森のことを聞き歩いているという。市は緑の豊かさを守ろうと言い、葛の葉伝説も信太の名も宣伝に使いながら、鏡池は伝説であって文化財ではないと言う。鏡池を潰してテニスコートを造り、自生林を倒して道路を造る動きに対し、市民は「鏡池訴訟」を起こし、売却手続きや売却金の使途の杜撰さが明らかになった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)