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区画整理で伐られたトトロの木

所在地埼玉県久喜市
年代平成三年一〇月
登場語り手の娘が通う幼稚園の園児たち、江幡カヨ子、報告者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

平成三年一〇月、区画整理で、明治からあるという楠の大木が切られてしまった。近くに娘の通う幼稚園があるのだが、園児たちはその木を「トトロの木」と言って、日ごろから親しんでいた。それが切られてしまったので、みんな悲しんでドングリを土に埋めたということであった。園児たちは芽が出るのを、とても楽しみにしているとのことである。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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