大きな耳を生やし口を動かす蛇
どんな伝承か
これは何だろうか、怖いなと思っていると、ごそごそと笹のある山の中へ入っていった。帰ってその話をすると、みんなが、あれを取れば食べられるのにと言い、どこにいたかと聞いて行ったが、もう分からなかった。その蛇には大きな耳が生えていて、口をワクンワクンと動かしていた。耳はそこから上へずうっと生えているのだという。耳の生えているほどのものは、大きな笹刈りに行くと大きな大蛇がいる。長くて、体はこれほどの胴だった。そうしたものはあまり動かず、のろりのろりとしか歩かないと語り手は言う。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)