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焼いたタモの大木に出た白骨の大蛇

所在地北海道北広島市
年代明治三〇年頃
登場加藤好江、木を焼いた男、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

明治三〇年頃のことである。開墾地に、数百年を経た直径二メートル余りのタモの木が取り残されていた。あるときこの木を焼くことになり火をつけると、火は一週間燃え続け、真赤だった炎は四日目から青白く変わり、根元から紫色の脂が流れ出た。焼け残った木に梯子をかけて上から覗くと、白骨化した大蛇がとぐろを巻いており、頭は一五センチほどで大きく口を開けていたという。木を焼いた男は毎夜夢にうなされ、若く美しい女が「火を消して、熱い」と訴え、夜ごとその姿は年を取り、最後にはよぼよぼの老婆となった。男は不遇のうちにこの地を去ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)

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