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「妖怪名彙」の伝承(35話)
- 夜中に聞こえる静か餅の音 — 栃木県芳賀郡益子町
- 番町の七不思議に数えられた狸囃子 — 東京都千代田区番町
- 大晦日に出る小豆磨ぎの怪 — 岡山県新見市
- 抱くと離れぬ一本足のコナキジジ — 徳島県美馬市木屋平
- 熊山古城址に響く法螺貝の声 — 岡山県赤磐市(熊山)
- 大畠瀬戸に響く虚空太鼓 — 山口県柳井市大畠(大畠瀬戸)
- 川童が人を取る前に打つ鼓 — 長野県北安曇郡小谷村
- 山中に響く神楽の囃子 — 静岡県浜松市天竜区阿多古
- 夜に竹を伐る音を立てる狸 — 京都府亀岡市保津町
- 木を伐る音だけ残す天狗なめし — 岩手県遠野市
- 木に打たれて死んだ杣の霊の声 — 高知県長岡郡
- 叫ぶと叫び返す山の怪物 — 佐賀県東松浦郡
- 靄の晩に聞こえる岩の崩れる音 — 長崎県西海市崎戸町江島
- 夜道で石を投げるシバカキ — 熊本県玉名市
- 人に砂を撒きかける佐渡の狸 — 新潟県佐渡市
- 夜ごと薬罐が転がる坂 — 東京都豊多摩郡(薬罐坂)
- 古柿の木が化けたタンタンコロリン — 宮城県仙台市
- 見上げるほど高くなるノリコシ — 岩手県遠野市
- 吉事の前兆に多く現れるキツネタイマツ — 秋田県横手市梨木羽場
- 大きな火の玉が細かく分かれる下甑島のキカ — 鹿児島県薩摩川内市(下甑島)
- 桝目をごまかした油売りが化した坊主火 — 石川県白山市
- 焰の中に僧形が見える油坊 — 滋賀県守山市欲賀町
- 殺された博徒権五郎の火と雨の兆し — 新潟県三条市
- 三角池に落ちた二人の女が争う火 — 宮崎県延岡市(三角池)
- 大晦日に氏神の後ろへ下りる提灯の火 — 愛媛県松山市(怒和島)
- 神が乗ることもある首なし馬 — 福井県福井市
- 妖怪名彙の路傍の怪アカアシ — 岩手県上閉伊郡
- 路傍の怪クビキリウマ — 青森県青森市
- 路傍の怪ヒトツマナグ — 青森県三戸郡五戸町
- 家屋敷の怪アカシャグマ — 岩手県和賀郡
- 家屋敷の怪カイナデ — 青森県下北郡
- 雪に因む怪イシナゲンジョ — 岩手県遠野市
- キツネビ(相州葉山ほか) — 神奈川県三浦郡葉山町
- 青山墓地に伝わるユボウズ — 東京都港区(青山墓地)
- 柿の木が化けるタンタンコロリン — 宮城県仙台市