両国橋を越えたオレンジ色の光体
どんな伝承か
昭和三十三年の初夏、著者は両国橋の上で奇妙な飛行物体を目にした。地上三十メートルほどの高さに、平たい皿のような形をしたオレンジ色の発光体が浮かんでいたという。下ろせば十畳ほどの大きさに見えた。目撃したのは著者だけではなく、同じ橋にいた四、五人が指をさして騒いでいたので、目の錯覚ではないと断言している。物体は音も立てずに水平へ滑り、当時この付近にあったメモリアルホールの避雷針の上をかすめて消えた。この体験が、それまでの考え方を百八十度変えることになったと振り返っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
漂う霊があなたのまわりにいる(つのだじろう)
『漂う霊があなたのまわりにいる』は、『うしろの百太郎』などのオカルト作品を描いたつのだじろうが、心霊現象を一般向けに解説した本である。自宅の火事など著者自身の不思議体験に始まり、守護霊・生霊・幽体離脱・念力・憑依霊・ポルターガイスト・除霊・交霊・輪廻転生などを、体験談と内外の事例を交えて説く。十二のLECTUREの間に「CLOSE UP」とコラムを挟んで恐山や狗神伝説、霊感の訓練法にも触れ、エピローグで霊との付き合い方を述べる。