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湯島天神の易者が当てた菊池寛の先行き

所在地東京都文京区湯島(湯島天神)
年代大正初期
登場菊池寛、久米正雄、芥川龍之介、易者
出典あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた

どんな伝承か

時事新報社の記者だった頃、菊池寛は久米正雄、芥川龍之介と夕食をともにした帰りに湯島天神の境内を通り、そこに出ていた易者へ冗談半分で手相を見せた。芥川だけは見てもらわなかったという。易者は、三十を越えてから栄達して人の上に立ち、金にも不自由しなくなると告げ、身の上に起こる事柄まで指摘した。当時は貧しく、文壇に出ることなど夢にも思っていなかった菊池は、十年後にその言葉がことごとく当たったと書き残している。久米については性格や技能をよく言い当てたが、年齢を十も読み違えたので一同は信用しなかった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた(三浦正雄・矢原秀人・2006年(平成18年))

『あの世はあった――文豪たちは見た!ふるえた!』は、三浦正雄と矢原秀人が二〇〇六年に著した、近代日本の作家や知識人の霊体験を紹介する読み物である。熱海の旅館で遠藤周作と三浦朱門が同時に遭った幽霊、佐藤愛子の心霊現象、菊池寛・宮沢賢治・小泉八雲・土井晩翠・新渡戸稲造・南方熊楠らの体験、夏目漱石の臨死体験を、本人や周囲の文章を引いて語る。一人一章の全十二章にまえがき・あとがきを添え、巻末に霊媒クランドン夫人の実験記録を付録として収める。

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手相菊池寛予言的中易者

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