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与論島の血を流す赤ユリの祟り

所在地鹿児島県大島郡与論町(与論島)
年代不明
登場赤ユリを採った人々
出典心霊大全

どんな伝承か

与論島では、真っ赤な百合が不吉な花として島の人々に忌み嫌われている。この赤ユリを摘んだ者は、はっきりした原因もないまま急死するといい、茎を折ると血に似た汁がにじむとも伝わる。花の咲く場所は一定しないが、ギシと呼ばれる共同墓地の周辺に多いという。墓地はおよそ三百年前のもので、海辺の洞窟の中にあり、海水が入り込むこともある。中をのぞいた人は、潮に洗われた無数の頭蓋骨が暗がりで妖しく光るのを見て思わず顔をそむけるという。著者は、赤ユリの祟りはこの髑髏となった死者の怨念によるのではないかと推測している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))

『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。

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