トップ > 青森県の伝承 > むつ市

外法箱を授かるイタコの認定儀式

所在地青森県むつ市(恐山)
年代昭和
登場不明
出典霊魂の謎-新版タナトロギー入門

どんな伝承か

水行を終えると仏おろしの修行に入る。師匠が唱える祭文を耳で覚えるほかなく、覚えが悪かったり下働きの疲れで居眠りをすると、竹の物差しで頭や背を力いっぱい打たれる。祭文を覚えるには早くて三か月から半年、人によっては一年かかる。この頃の食事は一日二食のおかゆと梅干しだけになる。次いで神おろし、依頼者の問いに答える問口の行へと進み、一、二年でイタコとなる。修行を終える儀式では実家から米俵が運ばれ、御幣と紅白の反物が飾られ、師匠から数珠と梓弓が贈られる。白衣で祭文を一句も違えず復唱する儀式は一週間続き、合格すると鑑章と、開けてはならない外法箱が渡される。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1990年(平成2年))

『霊魂の謎-新版タナトロギー入門』は、中岡俊哉が昭和四十八年刊の『タナトロギー入門』を大幅に書き改め、一九九〇年に文庫として著し直した心霊研究の本である。著者自身の霊体験から説き起こし、背後霊・地縛霊・騒霊・悪霊・淫霊などの事例、臨死体験と転生、死者の声の録音や自動書記、恐山のイタコ、心霊治療、心霊写真の鑑定を国内外の例で述べる。全五章を小見出しで細かく区切り、まえがきでは「七疑三信」という著者の調査の立場を語っている。

種別から探す

イタコ修行神おろし外法箱梓弓

むつ市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『霊魂の謎-新版タナトロギー入門』の伝承