口寄せに降りた美術監督水谷浩
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どんな伝承か
著者は数年前、よき先輩であった映画の美術監督水谷浩の口寄せをしてもらった。六十歳を過ぎた津軽なまりの強い全盲のイタコが、巻き物のような黒い筒を背にし、真っ黒な数珠をかき鳴らして、「このホトケさまは、大柄な、ちょっと日本人ばなれした人だ。病気で亡くなったのかもしれない。かなり顔色が悪く、やつれている」と告げた。まさにそのとおりであった。降りてきた水谷は、恐山で招ばれたことを何度も喜び、遺産の相続や家庭内のもめごとを気にかけ、合作で中国映画を作る約束を果たせなかったことを詫び、九月と十一月に仕事と交通事故を注意せよと言い残した。
原典より
数年前、私はよき先輩であった映画の美術監督水谷浩の口寄せをしてもらった。—— 霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1980年代) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の謎-新版タナトロギー入門(中岡俊哉・1980年代)
祖父の霊を見る(霊魂の謎/タナトロジー)/心中未遂と蘇生体験/物体化した死者の霊/死後の世界と臨死/タナトロジー(死生学)入門
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むつ市の伝承
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