餅を催促する先祖に憑かれ墓へ走る
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どんな伝承か
約二十年前(一九五〇年ごろ)、高知県大方町(現黒潮町)K部落の三十歳代の婦人が、体の具合が悪く寺で拝んでもらった。御幣をつけた榊の小枝を持たせて住職が祈ると、婦人は御幣を荒々しく振り回し『彼岸さんにお餅が食べたい』と言うなり走り出した。追うと墓場へ走り、自分の家の先祖墓の周囲を三回まわって仰向けに倒れた。正気に返った婦人は、これまで彼岸に餅を供えたことがなく、先祖が催促に来ていたのだと語ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の憑きもの(吉田禎吾・民俗・憑きもの研究・昭和)
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黒潮町の伝承
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