枕元で結婚を迫った妻の祖父
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どんな伝承か
十数年ほど前、ある学校の先生が見合いのため、西津軽郡鰺ヶ沢町から五能線と奥羽本線を乗り継ぎ、青森市油川町にある相手の親戚の家を訪ねて、その女性に会った。夕飯をごちそうになり、食後に茶を所望すると、女性は今食べた飯茶碗になみなみと茶を注いで差し出した。その非常識さにあきれた先生は、明朝この縁談を断ろうと心に決めて泊まった。ところが真夜中、枕元にでっぷり太った坊主頭の年配の男が現れ、見合いした相手と結婚しろ、さもないと一生嫁のもらえぬ体にしてやる、と睨みつけて消えた。結婚後、妻のアルバムにその顔があり、数十年前に亡くなった妻の祖父だと知れた。
原典より
幽霊に強迫されて、結婚した学校の先生が青森市におります。—— お化けと幽霊(大高興・昭和53年(1978年)8月5日発行・北の街社(青森市)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けと幽霊(大高興・昭和53年(1978年)8月5日発行・北の街社(青森市))
青森市在住の医師・大高興が昭和53年に北の街社から刊行した、お化け・幽霊・心霊現象の総合啓蒙書。
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