馬と天に昇った娘とオシラサマ
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どんな伝承か
岩手県遠野の民話として名高いのがオシラサマの伝説である。昔、ある村に父と母と美しい娘がおり、家には若く立派な牡馬がいた。娘は幼いころからこの馬を好み、年頃になっても離れず、ついに馬と結婚すると言い出した。怒った父は娘の留守に馬を桑の木に吊るして殺し、皮を剥いだ。帰った娘が泣いて詫びると、馬の皮が飛んできて娘を抱え、ともに天へ昇ってしまった。両親は桑の木の前で泣き暮らしたが、夢枕に立った娘の言葉どおり三月十四日の朝に臼の中を見ると、馬のような顔の虫がいた。桑の葉で育てると白い繭を作り、織物で家は栄えた。これを祀ったのがオシラサマだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
震災後の不思議な話-三陸の怪談(宇田川敬介・2011年以降(東日本大震災関連))
震災後の不思議な話(三陸の怪談)/津波の死者の霊・幽霊/地震の予兆(井戸の水)/タクシーに乗る幽霊/震災の鎮魂と怪異
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遠野市の伝承
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