がれきの山に現れた顔のない女
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どんな伝承か
町のはずれに山となって積み上がったがれきを、分類して整理する仕事をしていた男の話。あるとき、がれきの中からオルゴールが出てきて、開けると指輪が一つ入っていた。ゼンマイを巻くとショパンの「別れの曲」が鳴ったので、持ち主が見つかるかもしれないと「再生」と書いたコンテナへよけておいた。しばらくすると、見覚えのない女性が作業着姿で手際よくがれきを片づけている。声をかけると、指輪が出てきたからおそろいのネックレスも探さないといけない、彼とまた会えそうだから、と言う。もしやと問うと女は顔を向けたが、そこには目も鼻も口もほとんどなかった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
震災後の不思議な話-三陸の怪談(宇田川敬介・2011年以降(東日本大震災関連))
震災後の不思議な話(三陸の怪談)/津波の死者の霊・幽霊/地震の予兆(井戸の水)/タクシーに乗る幽霊/震災の鎮魂と怪異
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大槌町の伝承
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