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七夕に浮かぶ鞍掛沼の鞍

所在地宮城県栗原市栗駒文字(鞍掛沼)
年代昔(鎌倉と平泉藤原氏の戦い後)
登場平泉藤原氏の武将
出典宮城県史 民俗編

どんな伝承か

栗原郡栗駒町字文字、二迫川の上流に鞍掛沼という沼がある。周囲は大木に覆われて昼も暗いような場所で、鯉も鮒も捕る人がないため沢山に泳いでいたという。昔、鎌倉方の軍勢と戦った平泉藤原氏の軍勢が敗れ、敵に追われた一人の武将が馬もろともこの沼に入水して死んだといい、毎年七月七日には鞍が浮かび上がるという。ただしこれを見た者は盲目になるといわれ、まだ誰も見た者はいない。同じ町の字栗駒からもほぼ同様の報告があり、そちらでは他言すれば祟りがあるとして、見ても誰にも言わないと記されている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

宮城県史 民俗編(茂木徳郎(「妖怪 幽霊」の章)・宮城県史シリーズ)

『宮城県史 民俗編』は宮城県の県史の民俗編で、ここに収めるのは茂木徳郎が執筆した章「妖怪 幽霊」である。山・道・木・水・海・雪・家など出現の場所による分類に沿って妖怪変化を論じ、幽霊とヒトダマ・死霊・生霊の観念を考えたうえで、県内の妖怪・幽霊・動物変化の伝承を郡・町村名を添えて集める。序説・本論・事例篇・参考の順に並び、序説では昭和二十四年の迷信調査と昭和三十年のNHK仙台中央放送局の調査にも触れる。

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沼の主武将禁忌祟り入水七夕盲目

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