一九六八年に整った日本超心理学会
どんな伝承か
日本超心理学会は、査読論文を載せる学術誌を出す国内三学会の一つで、純粋な超心理学を扱う。一九六三年にプラットが来日したのを機に、大谷宗司・恩田彰・金沢元基らが新しい研究会を組織して頻繁に会合を開き、一九六七年に東京で第一回大会を開いた。小熊虎之助や小笠原慈瑛らの助力を得て、一九六八年の第二回大会までに学会として整えられた。年次大会の通し番号が一九六七年から数えられるのはそのためである。初代会長は明治大学教授の小熊虎之助、次いで防衛大学校名誉教授の大谷宗司が会長を務めた。大会は例年十二月に開かれ、機関誌は年二回刊行される。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
超心理学研究 第3巻第1号 ―特異現象に関する現代日本の研究グループ(小久保秀之・超心理学研究・1998年(平成10年))
『超心理学研究 第3巻第1号 ―特異現象に関する現代日本の研究グループ』は、小久保秀之が一九九八年の『超心理学研究』第三巻第一号に載せた英文の研究論文である。第二次世界大戦後の日本で特異現象を研究してきた学術的な集団の歩みを、ユリ・ゲラーの来日と中国の気功研究という二つの衝撃を境に三つの時代に分けてたどる。日本語の要旨を添え、超心理学や気功にかかわる学会・研究所・民間団体の沿革と成果を順に紹介し、巻末に参考文献と各団体の所在地を載せる。