上落合に置かれた日本心霊科学協会
どんな伝承か
日本心霊科学協会は、第二次大戦後の一九四六年に東京で設立された団体で、スピリチュアリズムを軸に活動している。同じ年に仙台では東北心霊科学協会が生まれ、こちらは一九六〇年に福来心理学研究所となった。協会は国内に十を超える支部を持ち、各支部と東京で毎月交霊会を開いてきた。多くの書籍のほか月刊の機関誌を刊行しており、記事は随筆や霊界通信、例会での講演記録が中心である。一九九七年には創立五十周年の催しとして英国の霊媒を迎えた交霊会を行い、音声のスペクトログラフ分析や写真記録を誌上に報告したが、超常現象の確たる証拠は得られなかった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
超心理学研究 第3巻第1号 ―特異現象に関する現代日本の研究グループ(小久保秀之・超心理学研究・現代(1998・学術誌))
1998年刊『超心理学研究 第3巻第1号』所収、放射線医学総合研究所の小久保秀之による学術サーベイ論文『特異現象に関する現代日本の研究グループ』。