蔵王のスキー場に立つ女
どんな伝承か
作家の戸川昌子が語った体験である。十二年ほど前、蔵王のスキー場で一人で雪みちを歩いていた。すると忽然と目の前に、マフラーのようなもので顔を半分かくした女の人が現れ、雪あかりの中にぼうっと立っているのであった。そのままやり過ごし、しばらくしてふと振り返ってみると、その女の人はもういない。あたりには雪あかりのほかに何もなかった。むしょうに気味が悪かったと戸川は述べている。
原典より
十二年ほどまえ、蔵王のスキー場で、一人で雪みちを歩いていたんです。—— お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和)