斎藤茂太氏(精神病医)の話
どんな伝承か
精神科医斎藤茂太の話。七歳のとき、箱根の強羅の別荘での出来事である。その晩も子どもたちで花火をしたりお化けの話をしたりしたあと、散歩に出かけた。野原を歩いていると一人の人間とすれ違い、こんばんはと挨拶を交わした。よく見ると、その人間は一つ目小僧であった。今から考えれば幻覚か錯覚で、あるものの存在を信じているとなんでもないものがそれに見えることがある、自分が見た一つ目小僧もそうした心理状態から見えたのかもしれないというが、それにしても驚いたと語っている。
原典より
七歳のとき、箱根の強羅の別荘で、私たち子供は、その晩も花火をしたり、お化けの話をしたりしたあと、散歩に出かけました。—— お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
お化けについてのマジメな話(平野威馬雄・幽霊・怪異体験・昭和)