トップ > 新潟県の伝承 > 見附市

北越奇談・太田村の少女と赤面の怪

所在地新潟県見附市太田町
年代寛政年間
登場12〜13歳の百姓の少女、面の赤い異人
出典心霊学講義(変態心理学講義録)

どんな伝承か

『北越奇談』によれば、寛政年間、越後蒲原郡太田村の百姓の娘、十二、三歳ばかりの者が三条の町へ祭礼見物に出て連れに遅れ、独り群衆の中を捜していた。そこへ面の赤い異人が来て一緒に見物し、娘が心の中で食べ物を思うとそれを察して茶店で好むものを食べさせ、櫛や笄でも欲しいと思えば何でも与え、代を払わなくても売り手は咎めなかった。異人は娘を家まで送り、その日から娘の望むものは何でも手に入った。家人が怪しんで責めると家が鳴動し、器物が独りでに飛んで人力では制しがたく、一月あまりで止んだという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊学講義(変態心理学講義録)(小熊虎之助(述)・日本変態心理学会・心霊学・変態心理学)

『心霊学講義(変態心理学講義録)』は、文学士小熊虎之助が述べ、日本変態心理学会が講義録として出した心霊学の講義である。精神感応、交霊、透視と未来の予知、心霊物理現象、騒ぐ幽霊などを、英国の心霊研究の調査例や講者が盛岡で確かめた事例を引きながら、詐術や錯誤を見分ける心理学の立場から論じる。全十章で、こっくりさんなどの自働現象の説明に始まり、終章で長尾夫人や三田光一の念写実験を検討し、巻末に内外の参考書解説を付す。

種別から探す

北越奇談ポルターガイスト少女怪異異人

見附市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『心霊学講義(変態心理学講義録)』の伝承