猫をひいたトラックが帰りに電柱へ
どんな伝承か
三〇号線沿いの、小松のブルドーザーが置いてある辺りでの話。行きがけに猫をひいてしまったトラックが、帰り道にその現場の近くで電柱に衝突したという。旧北部町の中学生が語った、動物のたたりの一例である。
原典より
三〇号線沿いに、小松ブルドーザーがおいてある所で、往きに猫をひいてしまったトラックが、帰りにその現場近くで電柱に衝突した。—— 現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・現代民話考(ちくま文庫)・2003年(平成15年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・現代民話考(ちくま文庫)・2003年(平成15年))
『現代民話考――偽汽車』は、松谷みよ子が編んだ『現代民話考』全十二巻の第三巻で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。鉄道開通のころ狸や狐が汽車に化けたという偽汽車の話、船幽霊や幽霊船など海の怪談、タクシーの幽霊など自動車や列車の怪談と笑い話を、全国の回答者の聞き書きや新聞・雑誌・書籍から集める。三章それぞれの冒頭に考を置き、話ごとに本文と分布を並べて地名・話者・出典を添える。