左入の切り通し、手まりつく少女
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どんな伝承か
昭和三十四年七月末の夜半すぎ、大型ダンプを駆る男が八王子から昭島へ向かっていた。滝山城址ハイキングコース入口の左入切り通しにさしかかると、雨の降りしきる道の真ん中で、少女がゆうゆうと手まりをついている。警笛を鳴らしブレーキを踏んだが、時速八十キロのダンプは止まりきれなかった——。
出典の文献について
現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)
松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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昭島市の伝承
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