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玄関を叩く音と高知の義父の死

所在地東京都練馬区東大泉
年代昭和五十四年
登場津野智恵子、関川澄子
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

昭和五十四年九月二十六日の午後三時半ごろ、練馬区東大泉での出来事である。玄関をトントンとたたく音がしたので出てみると、そこには誰の姿もなかった。妙なことだと思っていると、しばらくして電話が鳴り、高知に住む義父が亡くなったという知らせだった。あとで確かめると、義父が息を引き取った時刻は、玄関をたたく音を聞いた時刻とちょうど重なっていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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