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枕元に立つ亡夫と義姉の訃報

所在地群馬県高崎市
年代昭和五十七年
登場大竹陸江
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

群馬県高崎市豊岡町での話。三年ばかり前(昭和五十七年頃)、東京に住む義理の姉が具合を悪くして入院していた。ある晩、夜中に目を覚ますと、ずっと前に死んだ父親が枕元に立っていた。「父ちゃん、何しに来たん」と話しかけたが、何も言わずに消えてしまった。それからいくらもたたないうちに、義姉が死んだという知らせがあった。話者は、やはり本当の身内、実の兄妹というのは知らせるものだと思ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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