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航空本部の火葬跡に立つ青い火

所在地東京都新宿区戸山町(陸軍航空本部)
年代昭和二十年
登場坂上田鶴子、原田弘
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

終戦直後、昭和二十年八月十六、七日のこと。水戸の連隊から青年将校数名が新宿の陸軍航空本部へ乗り込み、終戦に反対して徹底抗戦を唱えた。だがクーデターは成らぬと判り、少尉・中尉ら三、四名が兵舎の裏手で日本刀により割腹して果てた。火葬場は当てにできず、遺体は本部の敷地内でガソリンをかけ、戸板を一枚のせて焼かれた。以後この場所に幽霊が出るという噂が立ち、夜に行ってみると、焼いた辺りから青白い火が上がっていたという。語ったのは元航空本部の軍属である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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# 殺された人からの呼びかけ怪火割腹自殺

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