大泉学園町の音楽の亡霊
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
東京都練馬区大泉学園町での話。詩を書くしまなぎさという人から聞いた。彼女は前年まで大泉学園に住んでいたが、そこへ白いワンピースを着た三十代の女性の幽霊がたびたび訪ねてきたという。初めて来た時はピアノの前に座っていたので、娘の友達かと思って挨拶をした。その後も何度もカチッと玄関の鍵を開けて入ってきて、トントンと足音を立てて二階へ上がっていき、娘も一緒にその音を聞いたことがある。娘の友人で占いをみる人からは、この家には音楽を志して不遇に終わった女がもう一人住んでおり、なぎささんなら判ってもらえると言ってついている、と言われた。引っ越す際にもうついてこないでと頼み、今の家では何も起きていないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
種別から探す
練馬区の伝承
広告枠(AdSense)