悶絶する十二人の弟子
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どんな伝承か
阿波国那賀郡木頭村宇井の内は、現在でも数戸程度の小さな集落で、山奥の不便な土地である。ここに戦国時代の世俗を避けて隠棲した聖人が住んでいた。この高僧は雨の日は経文を読み、晴れた日は農耕をして暮らす六十歳を超えた老人であった。彼には十二人の弟子がおり、彼らと共に修行と労働の日々を送っていたが、やがて謎の悶絶が弟子たちを襲うという怪異が起こったという説話。
原典より
* 仏心変じて鬼心となる(海部郡日和佐町)* 年末にモチをつかぬ部落(那賀郡相生町)* 四斗ダルほどの火の玉(徳島市八万町)* 六条橋にともるキツネ火(板野郡上板町)* 山王神社に現われる怪物(阿波郡…—— 阿波の怪談(横山春陽・郷土怪談・民俗・昭和(郷土採録/伝承は近世〜近代)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
阿波の怪談(横山春陽・郷土怪談・民俗・昭和(郷土採録/伝承は近世〜近代))
郷土民俗資料として、伝承の記録(肯定)と『そんなバカなことが』と否定する渡守の懐疑も取りこぼさず網羅した阿波怪談集。
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那賀町の伝承
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