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小勝島に十二一重の妖女

所在地徳島県阿南市橘町(小勝島)
年代平安朝
登場地元の住人、編者 横山春陽 採録、語り手
出典阿波の怪談
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どんな伝承か

阿波国の橘湾に浮かぶ小勝島は、その美しい風景で知られていた。湾内は豊かな漁場であり、漁夫たちは毎夜舟を出して漁をしていた。ある夜、薄月が島の上に照らす中、漁火を灯した舟が出漁していたが、この先に恐ろしい怪異が待ち受けていたという。島に関わる十二重ね(十二衣を重ねた妖女など)の奇怪な存在についての伝説が伝わっている。

原典より

* 女郎の姿になる海中の大岩(海部郡由岐町)* 白い船と青い顔の老婆(海部郡日和佐町)* 人間をとって食う大エビ(海部郡海南町)* 大石を降らす淵の主(高知県・東祖谷山村等)* 井戸で消えた稚児は吉野…—— 阿波の怪談(横山春陽・郷土怪談・民俗・昭和(郷土採録/伝承は近世〜近代)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

阿波の怪談(横山春陽・郷土怪談・民俗・昭和(郷土採録/伝承は近世〜近代))

郷土民俗資料として、伝承の記録(肯定)と『そんなバカなことが』と否定する渡守の懐疑も取りこぼさず網羅した阿波怪談集。

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