竜神が舞い薪が燃え上がった七輪
どんな伝承か
中岡桂園が女の子たちを庭に集め、七輪に炭と薪を入れ、小さな火だねだけを置いて正座し両手をついて見つめていると、竜神が小さな姿になって七輪の上を舞い始め、やがて薪がひとりでに燃え上がったという。また別の夜には、お詣りから帰った深夜、神棚のある部屋に見知らぬ銀髪の紳士が立っているのに出くわし、声をかけようとするうちにテレビが消えるようにすっと姿を消した。中岡はのちにこれを宇宙人だったと振り返っている。
原典より
念力で「発火」もやってのけた。—— 日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))
『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。