怨みを捨てて一晩で治った胃ガン
どんな伝承か
二十二年間患っていた胃潰瘍が胃ガンにまで進行していると知った中岡桂園は、紹介で神戸の巽直道先生の教えを受けた。「あなたは人を恨んでいるでしょう。欲と怨恨を捨てなさい」と諭され、初めて悟りを開くと、その夜大量の血を吐いて苦しんだ後、一晩でけろりと病が治ったという。中岡はその奇跡に驚き出家を決意し、明石市の月照寺に入門、後に末寺の法光寺へ住職として派遣された。
原典より
ところで中岡さんは昭和三十四年、二十二年間も患っていた胃潰瘍が胃ガンにまで進行していることを知った。—— 日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の四次元(鈴江淳也・心霊・四次元・1973年(昭和48年))
『日本の四次元』は、鈴江淳也が昭和四十八年に著した超常現象の取材記である。幽霊の出る家や競馬場、古武士の怨念、守護霊、心霊写真、新幹線の四次元地帯、心霊治療、物品引き寄せ、てのひら療法、比婆山の怪獣やツチノコ、死後も占う易者犬などを、当事者を訪ねて聞いた話として記す。「幽霊と怨念の世界」から「動植物の驚異」まで六部に分け、あとがきで大陸書房刊『日本の奇談』『現代の怪奇』に続く第三弾と述べ、問い合わせ先を挙げる。