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病床の娘の姿を見た実家の母

所在地福岡県北九州市門司区
年代不明
登場姉田まさ子
出典靈魂に就いての奇話

どんな伝承か

門司の姉田まさ子が雑誌『変態心理』に寄せた体験。病で床についた彼女は、そのことを実家の父母にも誰にも知らせず、二階の一間に閉じこもっていた。ある晩、夫が商用で十一時半ごろ出かけたあと、ひとり看病の冷たさを恨み、実家の温かさを懐かしむうちに眠り込み、夫の帰る足音で目覚めるとちょうど十二時だった。その翌日、不意に訪ねてきた実家の母は、昨夜十二時ごろまどろんでいると、髪も結わずやせ衰えた寝間着姿の娘がそばに来て何か言いかけたので、気がかりで来たと言う。二人で話し合うと、時刻も髪も寝姿も少しも違わなかった。

原典より

そこで母と二人でその事を話し合って見ますと、時刻といひ、髪かたちといひ、寢姿といい少しも違いがありません。—— 靈魂に就いての奇話(本誌記者編・趣味の科學) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

靈魂に就いての奇話(本誌記者編・趣味の科學)

『靈魂に就いての奇話』は、本誌記者が編んで雑誌の連載欄「趣味の科學」に載せた心霊研究の読み物である。欧米の心霊研究が説く霊魂と死後の生活、エジソンの霊界通信機の構想、ノバスコシアの騒霊事件、亡き人が夢や姿で知らせた話などを、学者の説や新聞雑誌の記事から集めて紹介する。「死後の生活」「不思議の現象と心理研究」「千里眼念寫の奇現象」と題を替えて回を重ね、終回では長尾郁子の透視や渡邊偉哉の念写の実験記録を取り上げる。

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