トップ > 東京都の伝承 > 千代田区

喜多院で江戸を見通した天海

所在地東京都千代田区(千代田城)
年代江戸初期(天海晩年)
登場天海僧正、徳川家康、本多佐渡守、納所の坊主
出典靈魂に就いての奇話

どんな伝承か

徳川家康を助けて政治に大功のあった天海僧正には、千里眼めいた逸話が多い。晩年、江戸を離れて川越の喜多院に隠居していた頃、天海はときおり納所の坊主に向かって、今日は上様が老中たちにこういうお考えを問われた、昨日は本多佐渡守が柳営でこういうことをしでかした、と語り出した。後になって照らし合わせると、いずれも掌を指すように当たっていたという。また家康が駿府で世を去ったときにも、天海はそれを察知して慌ただしく山門を駆け出し、街道で江戸通いの駄馬を雇って、誰よりも早く千代田城へ駆けつけたと伝わる。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

靈魂に就いての奇話(本誌記者編・趣味の科學)

『靈魂に就いての奇話』は、本誌記者が編んで雑誌の連載欄「趣味の科學」に載せた心霊研究の読み物である。欧米の心霊研究が説く霊魂と死後の生活、エジソンの霊界通信機の構想、ノバスコシアの騒霊事件、亡き人が夢や姿で知らせた話などを、学者の説や新聞雑誌の記事から集めて紹介する。「死後の生活」「不思議の現象と心理研究」「千里眼念寫の奇現象」と題を替えて回を重ね、終回では長尾郁子の透視や渡邊偉哉の念写の実験記録を取り上げる。

種別から探す

千里眼徳川家康喜多院

千代田区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『靈魂に就いての奇話』の伝承