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延宝年間の四谷怪談実説

所在地東京都新宿区四谷(お岩稲荷)
年代現代
登場高橋克彦、民谷伊織、鶴屋南北、体験者、お岩の父・御先手組同心、『東海道四谷怪談』の作者
出典黄昏綺譚

どんな伝承か

鶴屋南北の『東海道四谷怪談』は討ち入りの元禄十五年に時代を合わせているが、実際の事件はそれより二十年ほど前の延宝年間に起きたと高橋克彦は説く。民谷伊右衛門は赤穂とは縁のない摂津出身の浪人で、事件当時は幕府お抱えの御先手組同心であり、芝居に描かれる傘張り浪人ではなかった。お岩の父伊織が五十四で大病を得たため、家の断絶を避けようと一人娘に婿を取ることになり、同役の秋山長兵衛の仲立ちで縁組が成立する。伊右衛門三十一、お岩二十一のときであった。お岩に祟られて死んだとされる者は十八人に及び、そのために社まで建てられたという。

原典より

ついでだから四谷怪談の実説を紹介しよう。—— 黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・1996年(平成8年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・1996年(平成8年))

『黄昏綺譚』は、高橋克彦が連載をまとめ、一九九六年七月付のあとがきを付したエッセイ集で、吉田光彦の挿絵と組んだ画文集である。著者が体験し見聞きした分身や生霊、寺での怪異、前世、UFOなどの不思議と、史料や神話に残る怪異、宮澤賢治をゴッホの生まれ変わりとみる考えを語る。「この世に幽霊はいる」「不思議な話が史料や神話に」「宮澤賢治はゴッホの生まれ変わり!!!」の三部に分かれ、巻末にあとがきと丸尾末広の解説「黄昏るペン」を収める。

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