家族で見た南西の空を渡る橙色の光
どんな伝承か
昭和三十二年十一月二十五日の夕方、千葉県銚子市西芝町で、滝田正俊さんとその家族、それに大木五一さんが、南西の空を進む怪しい光を目撃した。五時九分すぎ、空に止まっている光を息子の徳英君が見つけ、家の中の家族に知らせた。光はやがて西へゆっくり動き出し、南西の地平線近くにかかる雲の下を飛んで消えた。雲の下を通るあいだは光が強くなったり弱くなったりし、途中で二度消えた。はじめは月の五分の一から七分の一ほどの大きさで金星の二倍ほど明るかったが、最後は星のように小さくなった。色は橙色で、音はなかったという。
原典より
昭和二十八年三月二十一日午後二時ごろ、三重県鈴鹿市で板倉雅之氏や村人多数は、縦横に動き回る銀色の球を約一時間にわたって目撃、球の見掛けの大きさはピンポン玉よりやや大きかったという。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。