シリウス付近を蛇行した円盤
どんな伝承か
昭和三十二年三月十二日の夜、福岡県八幡市の渡辺英一は、四センチの天体望遠鏡でシリウスより天頂付近を蛇行する円盤をとらえた。物体は二十秒間滞空し、その後、真南から真北へ向かって進み、赤色から青白色へと変化して消滅したという。本書はこれを、急加速や急停止、ジグザグ飛行、水きり飛行、螺旋状飛行、振子すなわち落葉状運動などと並ぶ、UFOに特有とされる奇妙な運動のひとつ、蛇行運動の例として挙げている。
原典より
昭和三十二年三月十二日夜、福岡県八幡市で、渡辺英一君は、四センチ天体望遠鏡にて、シリウスより天頂付近を蛇行する円盤をキャッチ。—— 日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。